帰国子女で中学受験する子を応援するサラリーマン、そしてその後

海外を転々として、やっと帰国したサラリーマンです。帰国後は子供達に安定した教育を受けてもらうため中高一貫校の帰国子女入試にチャレンジ。そしてその後の子供の成長と私の日常。

帰国子女受験のレビュー いつから塾に通えば良いのか

こんにちは。
久しぶりの投稿になります。
埼玉、千葉などの受験が終わり、いよいよ東京の受験に向けてラストスパートされている方もいらっしゃると思います。
冬の寒さに加え、コロナが猛威をふるっている環境ですが、受験生の皆さんが体調を崩さずに無事に受験できると良いな、と思っています。

さて、今日は、帰国子女入試が終わった長女のこの一年を振り返ってみようと思います。

思い起こせば、2019年末に4年ぶりに帰国しました。当時、長女は5年生でした。
日本の教育レベルにまずは追いついてもらおうと、5年生の1月に塾探しをしました。
そこで驚いたことは、いくつかの塾では入塾に試験が必要だったこと。また、いくつかの塾では、5年生の1月から入塾するのは遅すぎるとのことで、断られたことでした。

そんな中、何とか勉強を見ていただける塾を探し、通常クラス(国、算の二教科)と算数の個別指導をお願いしました。
国、算の二教科クラスにした理由は、家の近くの学校の多くの帰国子女入試が、国または英、と算だったからです。
今になって思いますが、もし、理科と社会もやっていたら、一年間では間に合わなかったのではないかと思います。

塾に通い始めて、最初のころは、時に夜の11時、12時まで勉強をすることがありました。
長女は、宿題、課題など、言われたことはきっちりやるタイプで、塾のプログラムに対応するのに四苦八苦していたように感じました。
ただ、3か月くらいで徐々に慣れてきたようで、夜遅くまで勉強をすることもなくなってきました。

帰国子女受験シーズンが始まったころには、「勉強量が少ないのではないか?」と思うくらい、普通の毎日を過ごしていました。
過去問をやりながら、なんとなく一般入試の合格点が取れるレベルなのだなと確認しながら、面接の練習を家で、作文の練習を塾でやりました。

これらの結果から、長女の場合、帰国子女入試については「塾で勉強する教科の優先順位付け」、「塾のプログラムを確実にこなす子の頑張り」、「帰国子女受験に必要な作文、面接などの準備」をやれば、通塾一年間でなんとかなると言えると思います。

2021年入試の長女が終わったばかりですが、次は、2022年入試の次女の入試が始まります。
性格も成績も異なる次女に、同じアプローチはできないような気がしますが、また頑張ろうと思います。

今回は、実体験から、少しでも帰国子女入試を受けるにあたって、塾をどうしようか?いつから塾に行けばいいのか?などお悩みの方の参考になればと思います。