帰国子女で中学受験する子を応援するサラリーマン、そしてその後

海外を転々として、やっと帰国したサラリーマンです。帰国後は子供達に安定した教育を受けてもらうため中高一貫校の帰国子女入試にチャレンジ。そしてその後の子供の成長と私の日常。

中学2年生になった長女の現状

こんにちは。
Fullymobileworkerです。
凄く久しぶりの投稿になります。
帰国子女入試で中高一貫校に入学し、1年が経過した長女の現状を書こうと思います。

入学当初、勉強についていけるか心配していました。
それは帰国子女入試入学者だったからです。
ただ、入学してみると、意外と帰国子女入試、面接、論文だけの入試?で入学してきた学生もいるようで、いろんな入試形式があるのだなーと感心しました。
1年生の1学期は、全体の1/3程度の成績でした。
私的には、意外とがんばったんだなと思っていました。
本人も周りの友達に勉強でついていけるか心配していましたが、成績をみてホットしていたようです。
ただ、地理や歴史は後ろから数えたほうが早いくらいの順位で、やはり帰国子女入試科目以外の科目の基礎知識が不足しているようです。

本人が「勉強はある程度いけるな。」と安心してしまったせいなのか、Youtube、ゲームなどにはまってしてったからなのか分かりませんが、1年生の後半くらいからは全体のちょうど半分くらいの成績を続けています。
英語がずば抜けて点数が良く、社会、国語が良くない傾向は以前と変わらないようですが。。。

長女は、あまり感情を表に出さない性格なのでよくわかりませんが、学校にも慣れて、部活にも入って、行事もなんとなく参加しているようなので、まぁよかったのかな?と思っています。

次女の受験、海外への単身赴任があり、ばたばたしている間に、あっという間に2年生になってしましました。
子供の成長は早いですね。

冒頭の写真は、先日上った家の近くの山で撮ったものです。
私の住んでいる場所は、すでにダウンジャケットを着ている人達が街を歩いています。
ですので、山のぼりもしばらく足を止めていると寒かったです。
この間まで寝苦しいほど暑かったのに。。。

次女の入学式

久しぶりの投稿になります。
Fullymobileworkerです。

先日、次女が無事中学校に入学することができました。
卒業式、入学式には出席したかったのですが、海外での生活の立ち上げ、仕事が混んでいて帰国することができませんでした。
ただ、奥さんが写真を送ってくれたり、入学式の動画を中学校から送ってくれたりで、それを見ながら楽しんでいます。

次女は、初めての電車通学です。
と言っても3駅なのですが、それでも親としては少々心配です。
本人はというと、早速友達ができたようでその友達と電車で帰るのが楽しいと言っていました。
なんだか、受験を機会に子供たちが逞しくなってきているような気がしました。

私が住んでいる国、町でも桜があります。
そしてこの時期に満開を迎えています。
どの国、どの町にいても、桜を見ると春を感じます。

コロナ、ロシアのウクライナ攻撃、それに伴う経済制裁、インフレ抑制のための利上げ、、、
私たちを取り巻く環境が刻々と変化している中で、子供たちはどのような大人になっていくのか。
私にはよく分かりません。
ただ、長女と次女には、どんな人にも優しく接することができる思いやりのある大人になってほしい。
困った人、困ったこととちゃんと向き合える大人になってほしい。
変化を恐れず、柔軟に振舞える大人になってほしい。
そう思っています。

中学校生活、存分に楽しんでほしいです。

子供たちの成長とわたしのこれから

こんにちは。Fullmobileworkerです。

2月から受験に挑戦した受験生、それをサポートしてきた親御さん、お疲れさまでした。
結果が良かった受験生、そうでなかった受験生といろいろいらっしゃると思います。

私の娘二人も長女が去年、次女が今年と初めての受験をがんばりました。
2年前に日本に帰国して、「小学校の勉強についていくのが精いっぱい」、「塾に行きたいけれど多くの塾で入塾を断られる」、「学校と塾の生活でストレスを抱える」、「受験前に精神的に不安定になりキレる」、
などなど、楽しいことばかりじゃない経験しました。

中学受験が良かったかどうかは、本人たちが大人になって感じてもらうしかないのですが、親の目から見て受験を通して子供たちが逞しくなったと感じています。
また、小学校6年生と多感な時期でなかなか親子で取り組む、またはチャレンジすることが少なくなってきた中、中学受験はとても刺激的な共通の話題、課題でした。
子供たちには悪いかもしれませんが、個人的には楽しい経験でした。

ところで今、私は異国の地に一人でいます。

次女の帰国子女受験真っ只中の時、年末に、海外転勤の辞令を会社から受けました。
さすがにタイミングが悪い。
受験生の次女には、受験が終わるまで海外転勤の話はできませんでした。

次女の受験が年末に終わり、入学の手続きを終え少し次女、家族が落ち着いたとき、長女と次女に海外転勤の話をしました。

彼女たちからは、
「パパ、また私たちも一緒に海外に行かないといけないの?」

長女は、
「せっかく受験して学校が楽しくなってきたのに。。。」

次女は、
「え、やっと受験が終わったばっかりなのに。。。」

覚悟はしていましたが、言われちゃいました。

「はい。パパひとりで行きま~す。」

初めての単身赴任になってしましました。
次女の卒業式、がんばって受かった中学校の入学式、見たかったですが残念です。

実践女子学園中学の帰国子女受験の結果

みなさん。こんにちは。
Fullmobileworkerです。

前回、次女の実践女子学園中学の受験について記載しました。
中途半端な記載で終わってしまっていましたので、その続きを書こうと思います。

次女と帰宅して、メールでの合格発表を家族で待っていました。
結果は合格でした。

本当に良かったです。
ここまで、中高一貫の女子校を3校受験したのですが、次女から

「行きたかった学校が3つも合格したから、もう受験を終わりたい」

と言われました。
その後、次女の意志で入学する学校を決めました。

思えば、5年生の今頃、帰国して、日本の学校の勉強についていくのがやっとという状態で塾を探しました。
塾の定期テストを受けては、

「こんな点数って。。。まったく分かっていないんじゃないか?」

というくらい信じられないレベルでした。
それから、なかなか机に向かえない、机に向かっても落ち着いて座っていられない、集中が切れるとノートに落書きしてしまう、、、、
などの癖を少しずつ克服しながら、彼女なりに頑張った結果だと思います。
一般入試ではない帰国子女入試とはいえ、3つの学校から合格がもらえて、次女自身も少し自信がついたのではないかと感じています。

早速、次女が選んだ学校の入学金をおさめ、手続きをしようとしたとき、

まさかの事件が。。。
そんなことってある???


実践女子学園中学の帰国子女入試

明けましておめでとうございます。

年も明けて、受験生の皆さんはいよいよ追い込みの時期だと思います。

体調を崩さずに準備でき、悔いのない受験ができたらと思っています。

 

さて、今日は、年末に受験した実践学園女子中学の帰国子女入試について書いていこうと思います。

 

実践女子学園中学は、次女が受験したいといってきた学校のひとつでした。

言わずと知れた伝統校ですが、私自身、

 

「渋谷にある伝統校」

 

という程度の知識でした。

 

それからというもの、ホームページで学校の紹介を見たり、学校のラインに登録してフレッシュな情報を得たり、実際に学校の門まで行って校舎や周りの環境を見たりしていました。

本当に素晴らしい学校で、かつ校風的にも次女の性格に合うような学校ではないかと思い帰国子女入試を受験することにしました。

 

実践女子学園中学の帰国子女入試は、他の学校と大きく違い、自己PRシートを作成し事前に提出、入試はそれに応じた面接のみということでした。

すごくシンプルであるが故にどのような準備をすればよいのかわかりりませんでしたが、面接の練習で基本的なマナーだけは次女と練習しました。

 

試験当日、実践女子学園は渋谷駅から歩いてすぐですが、渋谷の雑踏が感じられないほど素晴らしい環境でした。

良く整備された校庭、都心にあるにも関わらず大きな体育館、日の光がいっぱい差し込む校舎。なんだか贅沢な気分になります。

 

待合室に案内され、次女が受験に向かいました。

休日の受験であるにも関わらず、校長先生がいらっしゃって実践女子学園の特徴、よい点、帰国子女に求める像など説明されました。

 

しばらくすると受験が終わり次女が戻ってきました。

先生方に挨拶をして校舎をあとにしました。

 

これまでの受験では、結果も出ていないのに

「受かったよ」

と言っていた次女が何も言いません。

たまらず

「どうだった?」

と聞いたところ、

「朗読があったんだ。漢字が読めないところがあって。。。」

「そのあと、朗読した内容について質問があったんだけど、読めなかった漢字が気になって朗読した内容を忘れてしまったの。。。」

「多分、ダメだと思う。」

 

受験三校目にして初めて手応えがなかったようでした。

終わったことはしょうがないので、結果を待とうということで、帰路につきました。

 


 

 

昭和女子大学附属昭和中学の帰国子女受験

こんにちは。

今日は、次女の昭和女子大学附属昭和中学の帰国子女受験について書こうと思います。

 

受験当日、家から歩いて昭和女子大のキャンパスに向かいました。

途中、いつものようにコンビニに寄り、次女はグミを買っていました。

受験日の朝に甘いものを買うのが初めての受験以来、彼女のルーチンになっているようです。

昭和女子大のキャンパスには受験生と親御さんがたくさんいて、塾の先生かな?という人たちもちらほら見えました。

昭和中学は、帰国生入試の受験者数、応募状況がリアルタイムで見れるようになっていて、当日は59人の受験生が受験にチャレンジするようでした。

キャンパスの入り口で多くの受験生とその親御さんを見た次女は、

「いっぱい受験生いるね。みんな合格すれば良いのにね」

と呟いていました。親としては倍率がどれくらいなのか気になってしょうがなかったですが。。。

 

次女は受験会場へ、私は控室へ移動しました。時々、先生が控室にいらっしゃって受験の途中経過を報告したり、会場誘導、案内などを手伝っている在学生から自己紹介と一言コメントがあったり、楽しく過ごせました。昭和女子中学では、上級生のことを「お姉さま方」というようで、伝統女子校を体感できた一面もありました。

 

受験は国語、算数、面接の順で行われました。

面接が終わった受験生から保護者控室に戻ってきて、帰宅するようでした。

次女の番になり、どんな感じで次女が控室に戻るのかと心配でしたが、なんとすごい笑顔で帰ってきのです。

お姉さま方、先生方に挨拶をして昭和女子大のキャンパスを出ました。

出た瞬間、次女から、

「国語も算数も時間内にできた。算数も1番の計算と小問題できたと思う」

とニコニコしながら報告がありました。

一時期は受験しないとか、塾行かないとか、勉強したくないとか言っていた次女が、テストを楽しめるようになったんだと感じた瞬間でした。

受験が次女を成長させたのかもしれません。

 

帰宅後、夜になり合格発表がWebでありました。

次女の憧れ校、結果は、合格でした。

受験の結果もそうですが、次女の成長も感じられて本当に良い受験でした。

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昭和女子大学付属昭和中学の帰国子女入試前日

こんにちは。

帰国子女入試が徐々に始まってきました。

帰国子女入試を受験する受験生、お父さん、お母さんは追い込みの時期だと思います。

少なくとも私はそうです。

 

今日は、次女の昭和女子大学付属昭和中学受験の前日の話を書こうと思います。

 

次女の憧れ校は明確で、昭和女子大学付属昭和中学です。

これまで、塾のテスト、首都圏模試を受験してきましたが、昭和女子大学付属昭和中学を第一志望に記載してました。

ただ、結果はあまり良くなく、一度も合格確率80%を超えることはありませんでした。

次女はその結果についてあまり深く考えず、ただ一貫して昭和女子大学付属昭和中学を記載していると思っていました。

 

過去問は昭和女子大学付属昭和中学からもらった2020年と2019年の過去問集を全部、2020年以前の問題もA日程の問題に絞って勉強していました。結果は、2019年以前の問題はほぼボーダーのレベル、2020年は一般入試ではボーダーに届かないレベルでした。

それでも次女は点数を気にする様子もなく、黙々と過去問をこなし、点数には全然関心がないかのように見えました。

 

評価、過去問の点数に関心がないように見えたのは私の誤解だと気づく出来事が受験の前日に起きました。

 

受験の前日、塾から家に帰る途中、次女が突然

 

「私はなんで昭和女子大学付属昭和中学を受験するのだろう?」

昭和女子大学付属昭和中学って私の第一志望なのだろうか?」

 

と聞いてきました。

正直びっくりしました。

 

「急にどうしたの?」

「自分なりに勉強がんばってるけど、模試の判定もレベルに達していないし、過去問もギリギリだし、私はなんで昭和女子大学付属昭和中学にいきたいかわからなくなってきた」

「明日、受験してみて、やっぱり行きたい学校かそうじゃないか感じてみて、それを面接で先生に伝えてみたらどうかな?」

「そうだね。そうしよっと。」

 

これまで、模試の評価、過去問の点数など、次女はあまりに気にしていないと思っていましたが、そうではありませんでした。

親が思っている以上に、本人は葛藤していたのだと、試験前日に気づかされました。

ダメな父親だったと気づかされました。

明日は受験ですが、楽しく、自分らしくがんばってほしいと思いました。